※この記事は、2014年9月30日に公開された記事を改編したものです。
「XMLサイトマップ」という言葉、きっとどこかで目にしたり、耳にしたりしたことはあるはずです。でもそれが具体的に何なのか、そして一体どんな役割を果たしているのか本当に理解できている自信があるでしょうか?
簡単に言うと、XMLサイトマップとは、XMLタグ(XMLとは、Extensible Markup Languageスキーマの頭文字をとった略語で、HTMLよりも正確な言語だと考えられています)を使って、自社サイト上のページをリストアップする方法のことを指します。
このファイルを作成し、Googleやその他主要検索エンジンに送信したら、自社サイト上の各ページURLのリストが検索エンジン側に伝わり、検索エンジンは自社サイトの構造を把握できるようになります。このファイルを頼りに、Googlebotや検索エンジンのスパイダーはサイトをより正確にクロールすることができ、検索結果ページに素早くインデックス化することができるわけです。
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Googleは2005年にサイトマップを導入し、1年後にはYahooやMicrosoftも同様のサイトマップを導入しました。一連のサイトマップ導入は、各企業が共同して掲げた「サイトマップ プロトコル」計画の一環で行われました。サイトマップに関してウェブサイト運営者にとって明らかな利点となるのは、米国内最大級の主要検索エンジン各社が標準基準としてサポートしているXMLサイトマップをたった1つ作るだけでよいということです。
今回の記事では、XMLサイトマップを活用して自社サイトの検索パフォーマンスを最適化するために知っておきたいベストプラクティスや役に立つ参考資料などをご紹介します。
サイトマップの作り方
ウェブクローラーは、様々なリンクをたどることによってページをめぐっていきます。Google Search Console(GSC)のガイドラインでは、自社サイトが以下の条件に当てはまる場合は、サイトマップの作成が推奨されています。
- サイトの規模が非常に大きい、または比較的新しいサイトである。
- サイト内の他のページとリンクでつながっていないページ、または「孤立」したページがある。
- リッチコンテンツ(動画や画像)を用いている。
- Google Newsで表示されるコンテンツがある。
上記の条件に当てはまらない場合でも、サイトマップを作成し、送信することは、ウェブサイト最適化におけるベストプラクティスとして推奨されます。自社サイト上のページすべてをクロールの対象とし、検索結果ページに正確かつ早急にインデックス化されることを目指しているからです。
GSC、サイトマッププロトコルのいずれにおいても自社ページにXMLタグをどのように使用するか具体例が紹介されていますので、是非ご参照ください。
リッチメディアのXMLサイトマップ
テキスト中心のコンテンツと同様に、サイト上の動画や画像を対象にサイトマップを作成/送信することによって、動画や画像もウェブクローラーが適切にインデックスの対象にすることができます。結果的にGoogleの画像/動画検索における自社サイトのリッチメディアのビジビリティーを高めることに繋がります。
動画、画像のいずれにおいても、個別のサイトマップを作成するか、既存のサイトマップに適切なXMLタグ「拡張機能」を使って情報を追加するか選択することができます。
画像を対象としたXMLタグの拡張機能についての詳細は、こちら、動画については、こちらをご参照ください(いずれも日本語で読むことができます)。
ちなみに、検索結果で自社の画像が表示される可能性を高める方法として、 Googleの画像公開に関するガイドラインが定められています。このガイドラインでは、ファイル名に画像の内容を反映させることが推奨されており、ファイル名を参照してクローラーが画像の内容を把握する後押しをすることができると考えられています。
また併せて Googleの動画公開に関するベストプラクティスもご参照ください。Shcema.orgを使用してページ上で動画コンテンツをマークアップする方法や、検索結果ページに動画ページと併せて適切なサムネイル画像を表示させる方法についても紹介されています。
XMLサイトマップに関するトラブルシューティング
XMLサイトマップについては、共通してよくある問題が報告されています。GSCでは、ページURLにずれがある場合に同様の問題が生じると説明しています。例えば、Google Search Consoleのアカウントではhttp://www.mysite.comとして認識されているサイトのサイトマップを作成送信する際に、“www” を含めずhttp://mysite.comのようにURLを記載してXMLファイルを作成送信してしまった場合、ページURL にずれがあるとみなされ、同様の問題が生じます。
これ以外によくある問題としては、壊れたリンクがあるにもかかわらず301リダイレクトが設定されていない場合などが挙げられます。
このようなXMLサイトマップに関する問題に対処するために役立つツールが開発されています。GSCのクロールエラーに関するページでは、サイトレベル、ページレベルの両方でエラーを発見する方法が紹介されています。また、ウェブサイト用Fetch as Googlebotを活用することによって、Googlebotがクロールできないコンテンツやリンクを確認することができます。
複数のサイトを管理している場合は、複数のサイトマップの管理を簡略化する方法についても紹介されていますので、是非ご参照ください。
XMLサイトマップについての知っておきたい基本事項は以上です。今回の記事でご紹介した内容は、ウェブサイトを運営し、自社コンテンツを検索結果ページに表示させたい企業なら是非熟知しておきたい内容ですので、自社サイトのサイトマップの作成/送信について今一度ご確認ください。






