3回シリーズでお届けするSEOの基本的知識を振り返る基本的SEO対策ガイドのパート2では、SEO対策で理解しておくことが求められる基本的知識やコンセプトを引き続きご紹介し、SEO対策チームとの今後の連携をよりスムーズにすることを目指します。パート1では、オンページ(ページ上にある)要因の意味や注意点などをご紹介しました。今回パート2では、SEO実施時に必ず知っておきたい概念や検索エンジンの仕組みについてご紹介します。
検索エンジンに対するディレクティブ
メタロボット
メタロボットとは、検索エンジンが使用する自動ロボットのことを指します。「Googlebot」や「Bingbot」のように通常「bot(ボット)」と呼ばれます。このようなメタロボットはウェブをクロールし、見つけたウェブページを検索結果ページ(SERP)にインデックス化していきます。
検索結果ページに表示してほしくないページや、ページ上の情報がある場合は、比較的シンプルなHTMLコードを使用することによって、該当ページをインデックスから除外するよう検索エンジンボットに指示することができます。またウェブページ上にあるリンクについてもディレクティブ(通常はタグと呼ばれることが多い)を用いてどのような対処をとるべきか検索エンジンボットに指示することができます。
最もよく使用される検索エンジン向けのタグを以下にご紹介します。
Index
Indexタグを使用することによって、メタロボットに該当ページをインデックス化するよう指示することができ、その結果インデックス化されたページが検索結果ページに表示されます。
Noindex
Noindexタグを使用することによって、メタロボットに該当ページをインデックス化の対象から除外するよう指示することができます。例えばサイト上にまだ完成していないページがある場合、検索エンジンがそのような未完のページを検索結果ページに表示しないようNoindexタグを使用してインデックス化の対象から除外することを指示します。HTMLコードでは、のように記載します。
- Noindexタグを使用することによって、該当ページは検索結果ページには表示されませんが、引き続きページはクロールされます。つまり、SERPに該当ページが表示されなくても、ページ上のコンテンツはクロールボットがクロールするため、ページ上のリンクやリンク先ページは、Nofollowタグ(後程詳しくご紹介します)を使用しない限り検索エンジンの評価の対象になってしまいますのでご注意ください。
Followタグ
Followタグを使用することによって、メタロボットに該当ページ上にあるリンクの対象ページ(リンク先として記載されているページURL)を辿る(フォローする)よう指示することができます。その結果、フォローされたページもインデックス化され、検索結果ページに表示されます。
Nofollowタグ
Nofollowタグを使用することによって、該当ページ上にあるリンクのリンク対象ページURLをフォロー/インデックスの対象から除外するようメタロボットに指示することができます。
未完のページをSERPに表示しないようnoindexタグを使用する例と同様に、ウェブページとページ上のリンクの両方をインデックスの対象としたくない場合は、次のようなHTMLコードを記載します:<meta name=”robots” content=”noindex,nofollow”>。 Noindexタグやnofollowタグをより簡潔にGooglebotに指示するには、HTMLに<meta name=”robots” content=”none”>と記載することが効果的です。
- nofollowタグを使用すると、該当ページ全体のフォロー、インデックス化両方が中止されます。ページ上にある個別のリンクに限定してフォロー/インデックスの中止を指示するものではありません(nofollow属性とは別物です)のでご注意ください。
Noarchiveタグ
Noarchiveタグを使用することによって、検索結果にウェブページのキャッシュを保管しないようメタロボットに指示することができます。
Nosnippetタグ
Nosnipeetタグを使用することによって、検索結果ページにメタディスクリプションの内容を表示しないよう指示することができます。
リンクプロフィール
検索エンジンボットはリンクをたどってウェブをクロールします。そのためサイト上のリンクプロフィールは自社サイトの検索ビジビリティーに大きな影響を与えると考えられています。健全なリンクプロフィールを構成する重要要素を以下にご紹介します。
インバウンドリンク
インバウンドリンクとは、別名「外部リンク」としても知られており、外部ページから自社ページに向かって張られたリンクのことを指します。
2012年に実施されたGoogleのペンギンアップデートをきっかけに、その後同様のアップデートが繰り返し導入されたことによって、ウェブマスターやサイト運営者らは、自社サイトの外部リンクプロフィールを構成するインバウンドリンクの品質について極めて慎重にならざるを得ない状況に迫られました。あるウェブページから別のページへと張られた「PageRank」に適うリンクを対象として実施したペンギンアップデートの結果、アルゴリズムによって数えきれないほど多くのペナルティーがマニュアルで課される結果となりました。ペナルティーが課された大半のウェブサイトは、意図せずリンクスキームにはまってしまっていたサイトでした。
- BrightEdgeのリンク オーディットに関する記事では、リンクの品質を評価するための4つのステップを詳しく紹介しています。不自然なリンクや低品質なインバウンドリンクを自社リンクプロフィール内に発見した場合の対応策についても同記事内で詳細に説明されています。記事内で紹介されている手法をとっても解決できない場合は、 Googleの「外部リンク無効」ツールを活用しましょう。
- インバウンドリンク(外部リンク)を効果的に活用してコンテンツマーケティングやSEOで成功を収める方法についてまとめた BrightEdgeのガイドも併せてごらんください(英語のみ)。
アウトバウンドリンク
アウトバウンドリンクとは、自社サイト上にあるページから別サイトのページに向かって張ったリンクのことを指します。インバウンドリンクと同様に、外部サイトのページにリンクを張る際には細心の注意を払い、リンクを張る相手のページの状態が良好であることを確かめましょう。
インターナルリンク/内部リンク
同じサイト上であるページから別のページにリンク付けすることを指します。内部リンクは、「ワイヤーフレーム」のような役割を果たし、ユーザーがサイト上をナビゲーションしやすいよう後押ししたり、メタロボットがクロールやインデックス化をしやすいよう誘導したりします。
アンカーテキスト
アンカーテキストとは、ユーザーがクリックしたくなるよう促す文字列です。内部リンク、外部リンクいずれにおいても使用されます。
- 以前は、強力なランキングシグナルとして検索エンジンはアンカーテキストを参照していましたが、検索エンジン結果ページのランキングを操作することを目的として、不正に(完全一致のキーワードを使用して)アンカーテキストを操作する事例が多発したため、GoogleはSEOの判断基準を変更しました。現在では完全一致のキーワードをアンカーテキスト内で過剰に使用しているサイトはペナルティーの対象となります。
アンカーテキストには、完全一致のキーワードを過剰に使用するとGoogleからペナルティーを課される可能性がありますが、他に部分一致や関係のないワードを上手く組み合わせることによってより自然なアンカーテキストを作ることが可能になります。
パート2で取り上げる内容は以上です。引き続きパート3もご覧ください。パート3ではよりSEOに関する専門的な内容を掘り下げてご紹介します。
