Googleは新Google Search Console (GSC)に新機能を追加する旨を先日発表しました。
新GSCはベータ版で2017年末に少数のユーザーを対象に公開され、2018年初めに全ユーザーを対象に提供開始されました。ベータ版では、検索パフォーマンス、インデックスカバレッジ、AMPステータス、求人情報などの人気機能が利用可能でした。Googleは引き続き新たな機能の追加を予定していると考えられています。ちなみに最近追加された機能は、旧バージョンのGSCから引き継がれた機能です。
Googleは、新GSCについて以下のように説明しています。
「新GSCでは、実際にユーザーが実践しやすいインサイトを前面に押し出し、懸案事項に対処するプロセスをわかりやすく紹介するモデルを作成し、完全に新しい状態に作り直しました。」
今回の記事では、新しくなったGoogle Search Console(GSC)に加えられた新しい変更点についてご紹介します。
新GSCに追加された機能
リンクレポート
リンクレポートでは、自社サイトへのインバウンドリンクと自社サイト上の内部リンクのいずれにおいても、Google検索時にどのように表示されるのか簡単に確認することができます。リンクレポートでは、旧バージョンのGSCで提供されていた「サイトへのリンク」機能や「内部リンク」で表示されていたインサイトが組み合わされています。
またリンクレポートを活用することによって以下のような役立つインサイトを確認することができます。
- 自社ドメインに最も多くリンクを張っているのはどのサイトか?
- 自社ドメイン上で最も多くリンクを張られているのはどのページか?
- 自社サイトに向けてリンクを張られている際に使用されているテキスト
リンクレポートが重要な理由
SEOではインバウンドリンクや内部リンクが非常に重要な役割を果たしています。
インバウンドリンクの状況を参照することによって、Googleは他のユーザーがサイトをどのように捉えているのか把握しています。評判が高く価値があると考えられているサイトは、他のサイトよりも獲得しているインバウンドリンクの量が多いと考えられています。
質の良いリンクを獲得することによって、サイトへのトラフィック量を拡大することができます。
そもそもサイトにリンクを張るのは、他のユーザーにとってサイト上の情報が役に立つと考えられている証拠です。ユーザーがもっと情報を求めているならば、リンクをクリックするはずですので、さらに多くの読み手をドメイン上に誘導することができます。
内部リンクは、読み手(人間)や検索スパイダーがサイト上をよりスムーズにナビゲーションする後押しをするという役割を果たしています。内部リンクを効果的に備えることによって、今読み手が読んでいるページの他にも関連度が高い新たなページに誘導することができます。このように読み手がサイト上にあるコンテンツをより深く読み進めることによって、読み手とサイトの間に信頼関係が構築されるのです。
また内部リンクを活用することによって、検索エンジンのスパイダーにサイトの構造を効果的に伝えることができます。内部リンクを参照することによって、スパイダーは様々あるページの関係性を把握することができ、コンテンツの質や構造をよりよく理解することができます。結果的に検索結果ページでのランキング状況の改善につながります。また、内部リンクを張ることによって、スパイダーが特定のページを見落とすことのないよう事前対策することができ、クロールされるたびに、必要なすべてのページが適切にインデックス化されるようになります。
モバイルユーザービリティー レポート
新Google Search Console(GSC)に備わっているモバイルユーザービリティー レポートには、旧バージョンのレポートで表示されていたエラー名と同じものが使用されています。またモバイルユーザービリティー レポートには、新しい機能が加えられ、GSCユーザーは検証やリンデックスを再度依頼することができるようになります。サイトのモバイルユーザービリティーに関してGoogleが何らかのエラーを発見し、指摘されたエラーを修正したら、Googleに対して再度クロール実施することを依頼することができます。最近検索アルゴリズムではモバイルのかなり重視されていますので、モバイルユーザービリティーで指摘されたエラーを出来る限り素早く修正することが極めて重要になります。
近年Googleは、何よりモバイルユーザーに重点を置いています。Googleはスマートフォンの普及率に着目して、多くの国ではコンピューターの台数よりもスマートフォンの保有数が上回っていることをしっかりと把握しています。
インターネットにアクセスするのにモバイル端末を使用しているユーザーの多さを考えると、ユーザーがモバイル端末で自社サイトを使用するのに問題がないよう確実に対処することが求められます。Googleのモバイルユーザービリティーで推奨されているようなページに仕上がっていない場合は、使用しているフォントサイズが小さすぎてユーザーがページの拡大を強いられたり、画面上にページ全体が表示されなかったりするため、ユーザーエクスペリエンスに悪影響が出る可能性があります。
モバイルユーザービリティー レポートが重要な理由
過去数年を振り返ってみると、Googleがいかにモバイルユーザーにとっての使いやすさを重視しているかが明らかに分かります。約3年前の2015年4月のアップデートをきっかけに、モバイル端末での使いやすさがランキング要素として導入されました。また2018年初めには、モバイルファーストのアルゴリズムの使用が開始され、検索結果ページ上でのランキングを決定する際にモバイル版のサイトをまず参照していることが明らかになりました。
この流れを考慮すると、モバイルユーザビリティー レポートを活用することによって、ユーザーにとって重要な情報を参照することができ、自社サイト上にモバイル端末での閲覧時にエラーがないよう再三にわたって確認することができます。モバイルでのサイト閲覧が難しくなるようなエラーがある場合は、ランキング状況が悪化し、今後ビジターとなる可能性がある人々のユーザーエクスペリエンスにも悪影響を与えることに繋がります。
「モバイルユーザビリティー」とは何を意味するのか?
モバイルユーザビリティーが優れたサイトとは、何か別のことをしながら検索を行うようなユーザーにとってもスムーズな検索実施を可能にします。
ページの読み込み時間や、テキスト、画像、その他ページ上に表示させる様々なコンテンツについて綿密かつ適切に表示方法を考えることが重要になります。何よりも、モバイル端末でサイトを閲覧するユーザーにもページが適切かつスムーズに表示されることを心がけましょう。小さなフォントサイズや過度に装飾的なで読みにくいページはモバイルユーザーにとっては不親切な存在となり、モバイル端末では表示されない動画や画像と同様にユーザーエクスペリエンスを悪化させる原因となってしまいます。
また、使用するボタンの種類にも気を付けましょう。モバイル端末を使用しているユーザーは通常指でナビゲーションしますので、メニューや矢印などのナビゲーションに関するボタンは、サイズや他のボタンとの間隔を考慮し、ユーザーがクリックしたいと思った場所を適切にクリックできることが必須です。
モバイルフレンドリーを構成する要素として、何か別のことをしながら検索を行っているユーザーに、適切な情報を提供することができるようなレイアウトやコンテンツ作りが重視されています。例えば、Googleによると、スマートフォンを使用して検索を実施する94%の人が、ローカルに関する情報を探していることが分かっています。このように、モバイル端末を使ってローカルに関する情報を検索するユーザーの期待に応えることができるようなコンテンツを作成することができれば、おのずとエンゲージメント率は高まるはずです。
Googleは、今後も引き続きユーザーエクスペリエンスをさらに高めることを追求していきます。この一環として、各サイト運営者が作成するコンテンツの利便性を高めるために活用できる各種様々なツールも提供されるでしょう。このようなツールによって、自社サイトのパフォーマンスをより正確に把握することができ、またBrightEdgeのプラットフォームをかつようすることによって、さらにパフォーマンスを改善するためにどのようなアクションをとることができるのか明確にすることができます。









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