先日 Google はまた新たな声明を発表し、この発表が話題となっています。これから数か月にわたって新たにモバイル専用のインデックスを導入するというのです。さらに特筆すべきは、今後この新モバイル インデックスがプライマリ インデックスとして採用され、従来のデスクトップ インデックスに代わるものとして使用されることです。
モバイル インデックス導入は、急増するモバイルユーザーを対象にさらに優れたオンライン エクスペリエンスを提供することを目的としています。モバイル端末を使用するユーザーが増加の一途をたどっていることを受けて、モバイル専用のインデックスを導入することになったのです。2015年にモバイル インデックスについての話をする際、Gary Illyes 氏はモバイル専用インデックスを設けることに関して、デスクトップでの検索数の方がモバイル検索数を上回っているのだから、モバイル専用インデックスを導入する意味がないと述べていました。しかしそれ以降2015年中ごろから状況が大きく変化し、モバイル検索がデスクトップ検索数を上回るようになってからモバイル ファースト インデックスの必要性が重視されるようになったのです。
モバイル インデックスによってどんな変化がもたらされるか?
モバイル インデックスが導入されることによってランキングや SEO、ユーザーエクスペリエンスに具体的にどのような変化がもたらされるかは、実際に導入が開始されるまで正確にはわかりません。
しかし、現段階で明らかになっていることして、過去に Google は 2つの問題に直面しています。
- デスクトップ版のサイトに比べてモバイル版のサイトにリンクはあまり張られていないことです。Google のアルゴリズムでは、サイトの価値を判断する際、リンクを参照するため、この問題はサイトを効果的にランク付けする作業に影響を与えることは必須です。
- モバイル版のサイトでは、掲載するコンテンツの長さを短くする傾向があることです。このような状況では、通常2種類のページを用意することが標準的で、ユーザーがデスクトップまたはモバイルを使用しているかを意識して、より長い文章で詳しい説明を記載したページと、より短い文章のページを作成するのです。モバイルユーザーの中にはコンテンツをスクロールして情報を探すのを嫌ってこのような仕組みを好む人も多いですが、一方で自分が求めていた情報すべてを1つのページで見つけられずに残念な経験をするということにもつながりかねません。
近い将来に新しいモバイル専用アルゴリズムをリリースすると Google が発表していることを考慮すると、上記の問題の対処法が見つかった可能性があります。したがって、モバイル インデックスでは、特定のシグナルに対する重要度が上がったり下がったりする可能性があります。
モバイル インデックスの導入開始は具体的にいつなのか?

2015年3月の公式発表以来、Google はモバイル インデックスに対する取り組みを数年続けています。数か月後にはモバイル インデックスのリリースを開始すると Google が発表していることからも、モバイル インデックスのプロジェクトが完成に近づいていることは確かなようです。SEO 業界やサイト運営者は2017年上半期にモバイル インデックスが導入されていることを実感する可能性が高いですが、新たな情報を手に入れ次第すぐに BrightEdge でもモバイル インデックスに関する予測をお客様にお届けする予定です。
モバイル インデックス導入に向けてサイト運営者が準備できることは?
2015年4月に Google がモバイル アップデートをリリースした際、ペナルティーを避けるため企業はドメインがモバイルフレンドリーな状態であることを重要視していました。モバイル インデックスの導入が開始された後は、「モバイルフレンドリー」の度合いがさらに重視されることが予想されます。今後は、様々な端末を意識した レスポンシブ デザインを導入するだけではなく、さらにモバイルユーザー独自の行動を理解したり、モバイルユーザーのニーズを満たすコンテンツを作成したりすることが求められます。優れたモバイルサイトをつくりあげるために、以下のような条件を満たさないように努めることが重要です。
- ブロック/閲覧できないコンテンツがある
- モバイルサイトで関係ないページにユーザーが導入されるようなリダイレクトがある (例:About Us をクリックすると、ホームページにリンクするようなリダイレクト設定)
- モバイルユーザーのみに表示されるエラーメッセージがある
- ユーザーがコンテンツを読もうとしているときにコンテンツの上に重なるようなインタースティシャル広告がある。Google では固定型の広告に対する評価の方が高いです。
- ローディングに時間がかかる
- モバイル画面では読みにくいほどフォントのサイズが小さい
これらに加えて、モバイルユーザーが操作しやすいようにサイトを構成することが重要です。例えば、モバイルユーザーがクリックしやすいようなボタンを使用したり、フォーム形式のフィールドやページの数を制限したりして、ユーザーの本来の目的達成を促すことが重要です。
ページのローディング時間は、モバイルを使っている顧客のユーザーエクスペリエンスを改善するのに重要な役割を果たします。ローディングにかかる時間を短縮するには、マーケティング戦略の中心的要素としてAccelerated Mobile Pages (AMP) を導入することをお勧めします。モバイルユーザーが数多く訪れるページを対象に AMP を実施すると、そのページのローディングは素早くなるため、顧客を引き付けたまま保つことができ、結果的に離脱率を抑えることが可能です。
BrightEdge のサポート体制
BrightEdge では、ユーザーのニーズや期待、価値あるモーメントやトピックとしてどのようなものがあるのか明らかにするためのサポートを提供しています。例えば、BrightEdge データキューブ を活用することによって、ターゲットとするユーザーがモバイル端末で関心を持っているモーメントやトピックに関する業界での動向を把握することができます。これによって、状況に合わせた適切なコンテンツ作成が可能になります。また BrightEdge レコメンデーション を活用することによって、既存のコンテンツをモバイル用に最適化することができ、ユーザーのニーズにコンテンツを合わせることができます。またトップストーリーで AMP がサポートされたため、コンテンツをAMP 対応するタイミングを判断することができます。さらに AMP support for Top Stories, you’ll know when you need to AMP-enable content. Then with BrightEdge ストーリービルダーを活用することによって、自社コンテンツにモバイル端末からアクセスしているユーザーの結果をトラックして評価することができます。BrightEdge のこれら機能を総合すると、ターゲットとする顧客のエンゲージメントや満足度を高めるようなモバイルエクスペリエンスの提供を後押しすることができます。