Google メタディスクリプションの長さを320文字に増加:どのような対応策が必要か? 【Amy Manning 2017年12月15日】

常に進化を続ける検索結果ページは、SEOを非常に奥の深い分野にしている要因の一つです。このように SEO で重要な要因であると考えられている検索結果ページに新たな変化が加えられました。現在 BrightEdge のユーザー グループでもこの新たな変化について熱心な議論が繰り広げられています。新たな変化である「メタ ディスクリプションの拡大」に関してどのような対応策が必要なのでしょうか?

新たな変化とは?どのような変化が加えられたのか?

スニペットの長さに関する変更点が加えられる前に、Google は同社のサポートブログにメタディスクリプションのベストプラクティスについて次のように説明しています。
 

『メタディスクリプション タグ内の記述属性を活用することによって、明確で人間にとって読みやすい方法でページ コンテンツのまとめをユーザーに提供することができます。ページ上のコンテンツだけを参照するよりもメタディスクリプションの内容がユーザーにより正確な説明を提供できていると判断した場合、Google ではページのメタディスクリプションの内容を検索結果ページのスニペットに表示することがあります。正確なメタディスクリプションを使用することによって、クリックスルー率を高めることができます。メタディスクリプションの使用方法についてのガイドラインを参考にしてください。』

 


これを別の側面から考えてみると、Google はオンページ コンテンツのビジビリティーを高めるためにメタディスクリプション タグの使用を重視することから移行していることがわかります。これはおそらくユーザー エクスペリエンスを一貫して高くすることを目的としているからだと考えられます。以前は、スニペットに表示されるメタディスクリプションの標準的な長さは165文字でしたが、現在 Google では、検索結果ページ1ページ目のリスティングの内容によって平均320文字にまで表示するメタディスクリプションの文字数を拡大しています。

SearchEngineLand.com のこの記事では、以下の内容をGoogle が明言したことが紹介されています。

Google ではスニペットに表示する内容を拡大しており、結果的に表示されるメタディスクリプション タグの量も増えると言えます。しかし、以前この記事でもお伝えしたとおり、今までにもメタディスクリプション タグの長さに上限はあるわけではありませんでした。したがって、現在使用中のメタディスクリプションの長さが十分だと判断した場合は、慌ててメタディスクリプションを長くする必要はありません。ちなみに、Google のスニペットに表示される内容は1つの決まった要因に基づいているわけではなく、様々な要因に基づいて決定されますメタディスクリプションの内容がスニペットに表示されることももちろんありますが、クエリの内容によっては、ページ コンテンツそのものとメタディスクリプションを組み合わせた内容がスニペットに表示されることもあります。

変更点が加えられたのはいつか?

スニペットの拡大に関する変更点が見られたのは11月下旬頃です。現在では検索結果の53%において、上位10位の内少なくとも1つに表示文字数が拡大されたスニペットが用いられているようです。

Google 検索結果ページでスニペットが表示される様子や、スニペットに表示される文字数がわかるスクリーンショットを以下にご紹介します。

longer meta description BrightEdge

SEOにどのような影響がでるか?

スニペットに表示される文字数が長くなれば、アバブ・ザ・フォールドに表示されるリスティング数が減る可能性があり、1ページ目に表示されるリスティングすべてを見るためにはスクロールが必要になる可能性があります。

これによって、ランク状況が好調なキーワード/フレーズのクリックスルー率 (CTR) は高くなる可能性があると考えられています。表示領域が拡大されたスニペットが表示される場合、上位3つのリスティングがページの広範囲を占めます。多くのサイトでは今まで理想的だと考えられていた165文字に合わせてメタディスクリプションを最適化しているため、自社ページのランク状況がよく、かつ既に長いメタディスクリプションを使用している場合、検索結果ページ上で自社ページが占める領域はより広くなると言えます。

同時にクエリの種類によっては、CTRが低くなる可能性もあります。検索クエリがあまり複雑でない場合、ページが獲得するクリック数の数が減少する可能性があると考えられています。スニペットがある種の「アンサーボックス」的な役割を果たしている場合、クリックをする必要が低くなるからです。また、表示領域が拡大されたスニペットによって検索結果ページのより多くのスペースが占められているため、スクロールが必要になるビロー・ザ・フォールドに表示されているページの CTR も低くなるでしょう。

BrightEdge ユーザーはどのような対応をとるべきか?

この変化がどのような影響を与えるのか把握し、具体的な影響をモニタリングするために、ストーリービルダーでダッシュボードを作成して、Google Search Console (GSC) でCTR 概要を確認しましょう。併せて BrightEdge のサイト レポートのチャートを活用してトップ ページのパフォーマンスや CTRの前週比などもチェックします。

longer meta description BrightEdge site report

現在 Google では、ユーザーが入力したクエリやユーザーの検索意図に最も一致しているコンテンツを掲載しているページをユーザーに提供することを目的として、メタディスクリプションによるスニペットの代わりに約300文字程度の説明文を掲載しています。Google ではこれを「動的プロセス」と呼んでいます。ちなみに、既に検索ユーザーの意図に適ったメタディスクリプションを既に使用している場合、理論的には Google はそのディスクリプションタグを使用するはずです。Google によるこれら一連の流れは、ページや検索クエリの内容に対する理解度が上がっていることを裏付けています。

この変化に伴って何を優先的に最適化すべきか?

BrightEdge プラットフォームにあるインテント シグナル ダッシュボードの「現状維持するキーワード」を確認すると、キーワードやキーワードに対応するページが表示され、自社にとって最も重要なキーワード/ページ(例:トラフィックをもっとも獲得するキーワード/ページ)を明らかにすることができます。ビジュアル パーシング テクノロジーを導入した BrightEdge のインテント シグナルは、検索結果ページに表示される要素を解析し、各キーワードが検索結果ページのアバブ・ザ・フォールドにオーガニック リスティングとして表示されるかどうか確認することができます。インテント シグナルの特徴や機能については、 こちら(英語のみ)をご参照ください。

longer meta description BrightEdge Intent Signal Dashboard longer meta description BrightEdge keyword list

結論

より長いメタディスクリプションを表示するスニペットの導入によって、ページに検索クエリに関連するコンテンツが含まれている場合、より優位な立場に立つことが可能になります。

パフォーマンス状況が良いリスティングについては、異常検出機能を活用して、リスティングが万が一ビロー・ザ・フォールドにランク落ちしてしまった際にいち早く通知を受けることができるような環境を整えましょう。「最適化するキーワード」に当てはまるコンテンツを最適化する際には、メタディスクリプションをやや長めに作成/編集してみてください。また「コンテンツ作成するキーワード」に当てはまるコンテンツについては、インテント シグナル ダッシュボードに基づいてコンテンツ作成しましょう。

そして、メタディスクリプションの長さを320文字程度に延長する場合は、編集後も必要に応じてモニタリングを継続しましょう。

今まで BrightEdge 製品の使用経験がないお客様や、この記事でご紹介した機能を実際に体験したいお客様は、デモ使用をご依頼ください。

 
 
,