Google とマイクロ モーメント
顧客の好奇心が高まっているのか、はたまた自分の決断を後押しする情報が必要とされているのか、現在ではユーザーは情報収集する上でデスクトップよりも モバイル端末を使用する 傾向にあります。 Google はユーザーがモバイル端末を使用するこの傾向を マイクロ モーメント と名付けました。マイクロ モーメントを構成する各種モーメントを満たすことによって、カスタマー ジャーニーの各段階でエンゲージメントを高めることができることがわかっています。
この点を考慮すると、「ユーザーを引き付けるコンテンツの種類は何か?」とコンテンツ クリエーターが考えを巡らせる必要性はなくなり、ユーザーのエンゲージメントを獲得できないようなコンテンツを作成してしまうリスクも負わなくて済むのです。その代わりにコンテンツ クリエーターが成功を収める上で極めて重要になるのは、マイクロ モーメントを構成する各モーメントに関するリッチデータ (例:ユーザーが検索を行う際の意図や背景に関する情報など) を有効活用し、カスタマー ジャーニーの各段階において顧客を満足させることです。
Accelerated Mobile Pages (AMP) プロジェクト:フリクションレスなマイクロ モーメント
ユーザーがモバイル端末を使用する頻度が高まったことによって、結果を今すぐ手に入れたいという欲求も同時に高まりを見せています。ページのローディングに時間がかかると、ユーザーはすぐにそのページの表示をやめて、より素早く効率的に自分のニーズを満たしてくれる次のコンテンツへと移ってしまいます。この傾向に対応するために、Google は、 Accelerated Mobile Pages (AMP) プロジェクト (モバイル検索でのパフォーマンスを最適化する軽量の Web ページ開発に必要なオープンソース イニシアティブ) を発表しました。
モバイル検索時のユーザー エクスペリエンスを高めるため、コンテンツ クリエーターはコンテンツを AMP 対策 する必要があります。AMP 対策を実施することによってモバイル検索結果でのランク状況が改善され、結果的にユーザーにとってコンテンツを見つけやすく、またアクセスすることも容易になります。
コンテンツに AMP 対策を行うことの利点は、モバイル検索結果ページ上部に表示される トップストーリー 用の最新ニュースのカルーセルに実際に現れ出ています。このユニバーサル リスティングでは、ユーザーの “I-Want-to-Know” (知りたい) というモーメントを満たします。瞬間的な検索で自分の求める情報をすぐさま手に入れることができるからです。AMP 対応のコンテンツには、稲妻マークと Accelerated Mobile Page の頭文字をとった AMP が表示され、AMP 対応のコンテンツはモバイル検索を行ったユーザーがいち早く目にすることができるように検索結果ページの上部に表示されます。
BrightEdge を活用して、AMP 対応のトップストーリーで I-Want-to-Know (知りたい) モーメントを後押し
モバイル端末用に最適化したコンテンツをさらに強化するためには、BrightEdge プラットフォームの使用をお勧めします。 BrightEdge プラットフォームでは、トップストーリーや AMP 対応のコンテンツが表示されている場所で使用されているキーワードを明らかにすることができます。さらに、BrightEdge では、キーワードが検索された際のコンテンツのパフォーマンス状況も併せて確認することができます。これらの情報を手に入れることで、コンテンツ クリエーターは、自社コンテンツのどのような内容がユーザーの求める内容に一致していて、何がユーザーのニーズにそぐわないのか確かめることができます。

トップストーリーにコンテンツを表示させ、 ユーザーの期待に応えるために、BrightEdge プラットフォームでは、AMP 対応のコンテンツが好まれている場所を確認することも可能です。 ユーザーの各マイクロ モーメントを満たすために、コンテンツ クリエーターは自社サイト上のどのページが現在 AMP に対応しており、どのページでは AMP 対応をする機会があるのかチェックすることができます。このような実践的な情報を活用することによって、コンテンツ クリエーターはユーザーの期待に応えるために最も効果的な AMP 対策は何か確認することができます。

BrightEdge プラットフォームのユーザーは、これらの新メトリックがビジネスに与える影響をさらに後押しすることができます。BrightEdge の ストーリービルダー で作成するダッシュボードを有効活用すると、”I-Want-to-Know” (知りたい) のマイクロ モーメントを意識した AMP 対策を行ったことによって、トラフィックやコンバージョン、収益などにどのような変化がもたらされたのか確認することができます。また キーワード レポート を活用すると、AMP 対策におけるギャップを見つけ出すことができます。キーワード レポートでは、ビジネスに与える影響の度合い順に最適化アクティビティーに優先順位をつけることができ、さらにトップストーリー内でのコンテンツ表示や、ユーザーの期待に応えるその他の AMP 対応コンテンツを後押しすることができます。それに加えて、ユーザーは 異常検出 ルールをカスタマイズすることができます。例えば、AMP 対応のコンテンツに大幅なランクダウンが見られたり、ターゲット キーワードについて検索結果ページでトップストーリーとしてページが表示されたりするなど、重要なコンテンツの変化が起こった際には自動通知を受けることができます。
BrightEdge の機能は、SEO を改善するのはもちろんのこと、ビジネスに大きな影響を与えるモバイル戦略の構築を後押しすることができます。さらに、ユーザーにとって大きな価値をもたらすマイクロ モーメントを意識した AMP 対策を実施することができます。
BrightEdge プラットフォームのユーザーは、上記で紹介した機能を2016年8月から無償で利用することができます。