音声検索におけるSEO:正しく最適化を捉える【Mark Aspillera 2018年4月2日】

<p><b>「音声検索」は、エンドユーザーによる検索の使用方法がいかに変化しているかを表しています。音声検索や、バーティカル検索(垂直検索)、モバイル検索などの普及がさらに広がるにつれて、検索の断片化や、スピーディーさを求める動き、的を絞ったSEOなどの重要性もますます高まるでしょう。</b></p>

<p>オーガニック検索は、これまでと変わらず検索マーケターにとって欠かせない重要なチャネルとして注目され続けます。Googleにおけるペイドサーチ(有料検索)の拡大や修正をはじめ、ナレッジグラフの導入、強調スニペット、ローカル検索の結果表示、<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/jp/articles/question-answer-serps&quot; rel="follow">一問一答形式の結果表示</a>など、様々な機能が新たに導入されたり、また改善の目的で廃止されたり、これまでに様々な試みが繰り返し行われてきました。このように様々な要因が最適化作業に関係しているにもかかわらず、<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/resources/research-reports/organic-search-st…; rel="follow">オーガニック検索由来のトラフィックは2017年の時点でもまだ、全トラフィックの51%を占めている</a>ことがわかっています。ユーザーは現在でも変わらず検索結果ページのオーガニック検索結果を閲覧し、活用しているのです。</p>

<p>ユーザーが検索エンジンを使用する方法に非常に大きな影響を与えた技術的発展が一つあります。それが音声検索です。ユーザーは検索結果ページを表示し、リスティングをクリックしてサイトを表示するというような一連の作業を行う必要なくモバイル端末やスマートホームデバイスにクエリを話しかけるだけでクエリに対する答えを得ることができます。</p>

<p>これこそがSEO業界で昨今話題になっている「ポジション0」です。音声検索の最適化をいち早く開始すべきであることは明らかですが、音声検索の最適化においてはこれまでの「クイックアンサー対策」などとは一段異なるレベルの様々な要因が関わってきます。</p>

<h2>デジタルマーケティングで音声検索が重要な理由</h2>

<p>音声検索の結果がどのようなものなのか考えてみると、ある意味では、質問形式の検索フレーズに対して検索結果ページの一番上に表示されるようになった強調スニペットがさらに進化したようなものだと言えます。音声検索クエリに自社コンテンツを採用してもらうためには、強調スニペットが役に立つことを<a data-wpel-link="external" href="https://blog.google/products/search/reintroduction-googles-featured-sni…; rel="nofollow" target="_blank">Google</a>も認めており、クイックアンサーはGoogle音声検索やGoogle Homeの音声クエリの情報源として使用されていることが明らかになっています。<a data-wpel-link="external" href="https://searchengineland.com/google-reveals-20-percent-queries-voice-qu…; rel="nofollow" target="_blank"> Google社のCEOであるSundar Pichai氏</a>が述べた通り、2016年にGoogleでモバイル端末やアンドロイド端末を用いて実施された検索の内、音声検索が20%を占めている点を考慮すると、デジタルマーケティング業界にとって音声検索がいかに重要になるか明らかです。</p>

<p>音声検索が使用可能なデバイスは、爆発的に普及しました。<a data-wpel-link="external" href="https://www.nationalpublicmedia.com/smart-audio-report/&quot; rel="nofollow" target="_blank"> NPRやEdison Research社による調査</a>によると、2017年の時点でアメリカ合衆国に住む成人の6人に1人が「スマートスピーカー」を所有しています。また<a data-wpel-link="external" href="https://googleblog.blogspot.com/2014/10/omg-mobile-voice-survey-reveals…; rel="nofollow" target="_blank">Northstar Research社が実施した調査</a>によると、調査の対象となったティーンエイジャーの55%、成人の41%が一日に複数回音声検索を実施していると答えています。</p>

<p>このような経緯もあって、弊社では検索マーケターを対象に<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/resources/brightedge-pov-voice-search&quot; rel="follow">「音声検索」という名の大波</a>にいつでも乗れるよう万全に準備することをお勧めしています。当然のことながら、その準備をどの程度行うことができるかは、参照可能なデータ量にもよって変わり、現状では参照可能なデータ量自体が限られているのが現状であり課題でもあります。</p>

<h3>参照可能な音声検索データの種類</h3>

<p>音声検索の最適化を実施するにあたってSEOやデジタル業界が抱える最大の課題は、参照可能な音声検索のデータが非常に少ないことです。</p>

<p>Googleのシニア ウェブマスタートレンド アナリストであるJohn Mueller氏は、音声検索トラフィックに関するデータをGoogle Search Consoleに追加することをGoogleが検討していることを2016年に明らかにしました。</p>

<p><iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/Dc3SEjHefk4?start=1393&amp;feature=oembed…; width="640"></iframe></p>

<p>しかしながらMueller氏の発言後、参照可能な音声検索データはまだまだ限られています。その後Mueller氏は、音声検索クエリに関するデータは、従来のGSCキーワードデータとは別に表示される可能性が高いことについても言及しています。これは情報公開を制限するためではなく、Mueller氏自身も述べた通り、この膨大な新データセットをマーケターに分かりやすく解析/表示するのに最適な方法を確立するのが難しいためだろうと考えられています。</p>

<p>このような課題が存在するものの、前述の音声検索と関係が深いクイックアンサーや強調スニペットなどのベストプラクティスを参照に、<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/resources/brightedge-pov-voice-search&quot; rel="follow">音声検索で自社コンテンツを採用してもらうために</a>弊社では以下の項目を推奨しています。</p>

<ol>
<li>質問形式のクエリや長いクエリの検索レポートを分析する</li>
<li>自社が属する業界内や、自社サイト、CS、ヘルプなど、各セクションで最も頻繁に使用される質問を100個明らかにする</li>
<li>タイトルに質問を含ませ、本文で質問に対する答えを書く</li>
<li>クイックアンサーで「ポジション1」または「ポジション0」を獲得できるような「答え」を提供できるよう努力する</li>
<li>YahooアンサーやQuoraでベストアンサーを獲得しているような人気の答えをチェックする</li>
<li>構造化したマイクロデータやスキーマの使用を強化する</li>
<li>サイト検索時に音声テキスト変換機能を有効化し、ユーザーがクエリを作成しやすくする</li>
<li>まるで話しているような口調の文章を活用することによって、デジタルアシスタント由来のクエリをマッピングしやすくする</li>
</ol>

<p>BrightEdgeではクイックアンサーや強調スニペットに的を絞った対策を実施することによって、その延長として音声検索対策も後押しすることができます。<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/products/s3/keyword-reporting&quot; rel="follow">キーワードレポート</a>内の<strong>ユニバーサル検索結果ビュー</strong>を活用したり、<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/products/s3/data-cube&quot; rel="follow">データキューブ</a>で自社ドメインについて調べたりすることによって、すでにポジションを獲得しているクイックアンサーや、クイックアンサー内のポジションは未獲得の場合でも検索結果ページで自社リスティングがどのように表示されているのか明らかにすることができます。</p>

<p><a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/blog/wp-content/uploads/2018/03/KeywordRepor…; rel="follow"><img alt="Brightedgeのキーワードレポート機能で表示される音声ユニバーサル検索結果に関するレポート" class="alignnone" height="415" src="https://www.brightedge.com/blog/wp-content/uploads/2018/03/KeywordRepor…; width="768" /></a></p>

<p><a data-wpel-link="internal" href="https://videos.brightedge.com/assets/img/website/blog/datacube-screenca…; rel="follow"><img alt="データキューブによるユニバーサル検索結果のクイックアンサーレポート" class="alignnone" height="308" src="https://videos.brightedge.com/assets/img/website/blog/datacube-screenca…; width="769" /></a></p>

<p>また、既存のトラック済みキーワードに基づいて作成した<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/solutions/insights&quot; rel="follow">インサイト</a>の機能を活用することによって、クイックアンサーを獲得する可能性を高めることができます。</p>

<p><img alt="brightedgeインサイト機能によるクイックアンサーのオポチュニティーレポート" class="alignnone size-full" height="104" src="https://videos.brightedge.com/assets/img/website/blog/quickanswer-scree…; width="928" /></p>

<p>これ以外にも音声検索の最適化においては、まだまだこれから解明が必要な概念的要素や同時に成長の可能性が多数存在しています。常に進化を続けるバーティカル検索エンジンの世界はとどまるところを知りません。</p>

<h2>音声検索とバーティカル検索エンジン</h2>

<p>音声検索には様々な要因が複雑に絡み合っており、ともすればいとも簡単に誤解してしまいます。その理由は音声が断片化されているからです。断片化について重要な2つのポイントに注目してみましょう。</p>

<p>1つ目のポイントとして、Google以外にも多くの検索エンジンが存在することが挙げられます。主要検索エンジンの例としてAmazonやFacebook、LinkedIn、Youtubeなどが存在しています。業界やビジネスモデルの種類によって、これらのバーティカル検索エンジンは非常に重要な役割を果たします。Google以外にも存在するバーティカル検索エンジンでもSEO実施することがいかに重要であるかは<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/resources/white-papers/brightedge-pov-vertic…; rel="follow">以前の記事でもご紹介しました</a>が、音声検索の台頭により各種バーティカル検索を対象としたSEO実施の重要性がさらに高まりました。</p>

<p>2つ目のポイントとして、「音声」という言葉を使用する時、Googleで行う「音声検索」にのみ注目して、実際にどのようなデバイスが用いられているのかなどには深く考えていないことが挙げられます。しかし音声検索がエンドユーザーにどのように実施されているのか把握する上で、使用されているデバイスの種類は極めて重要な役割を果たします。</p>

<p>音声制御を用いたiOSデジタルアシスタントSiriにおいて、Apple社がデフォルト検索エンジンを<a data-wpel-link="external" href="https://techcrunch.com/2017/09/25/apple-switches-from-bing-to-google-fo…; rel="nofollow" target="_blank">BingからGoogle</a>に変更したのはつい最近の2017年9月頃でした。現在はBingを使用しているAmazon Echoでも同様のことが起こる可能性はあるでしょう。またGalaxy端末を対象としたSamsung社のバーチャルアシスタントであるBixbyも大きな影響を与える可能性があります。Bixbyではビジュアル検索を使用することができ、<a data-wpel-link="external" href="https://venturebeat.com/2017/03/29/samsungs-bixby-visual-search-is-powe…; rel="nofollow" target="_blank"> Pinterestのレンズ ツールを活用</a>することによって、企業や製品の存在を明らかにしてユーザーをEコマースのリスティングに誘導します。</p>

<p>上記のような一つ一つの端末に関する例が全ての検索マーケターに関係するわけではありませんが、音声を活用した機能をはじめ、モバイル端末の普及や、バーティカル検索エンジンが、音声検索を対象としたSEOにいかに大きな影響を与えるのかを現実的に表しています。また以下の動画では、Alexaを活用して音声検索を行うと、「ポジション0」としてAmazonの製品が提示される例について紹介されています(英語のみ)。</p>

<p><iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/BXEu8RcneZQ?start=70&amp;feature=oembed&a…; width="640"></iframe></p>

<h3>異なるバーティカル検索エンジン = 異なる検索意図</h3>

<p>すべての検索エンジンが同じように作られているわけではないため、企業が特定の検索エンジンに注目したSEOを行うことによって結果的に成功する可能性もあります。</p>

<p>「音声」というものによって、オーガニック検索も確実に変容しつつあります。オーガニック検索が変容するからと言ってオーガニック検索がなくなってしまうわけではなく、「検索」という複雑な概念を構成する新たな層として加わるのです。これを考慮すると、検索を行うユーザーの意図を把握し、<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/info/content/what-smart-content&quot; rel="follow">スマートコンテンツ作成のフレームワーク</a>を活用することができるSEOマーケターやデジタルマーケターの存在が今まで以上に重要視されるようになるでしょう。</p>

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