サイト ページネーションとSEO 【Erik Newton 2018年6月19日】

自社サイト上でページネーション(ページ分割)を用いているコンテンツでは、rel=”next”やrel=”prev”などのタグが適切に使用されているでしょうか?今回の記事では、ページネーションとSEOの関係性についてご紹介します。

サイト ページネーションとカスタマー エクスペリエンス最適化の関係

自社サイトの検索結果やファセット型検索結果において、ページネーションを導入していますか?例えば、サイト上にある動画の数が150件である場合は、各ページに10件ずつ15ページに分けるなどのページを分割するなどの対応方法をとっていますか?このような対応方法をとっている場合でも、これ自体に問題があるわけではありません。実にオンライン上のサイト大半では、リスティングの閲覧や選択がしやすいようにページネーションが実装されています。

クロール/インデックス化されたページは、オーガニック検索由来のビジターのエントリーポイントになります。しかし、ページネーションの途中からビジターがサイトに入ってくることになれば、ユーザーエクスペリエンスの観点からするとあまり好ましいとは言えません。理想的には、ページネーションで分割した最初のページをランディングページにするか、クエリで求められている内容に最も適切に一致しているページを指定するなどが考えられます。

ページネーションを導入する上で注意すべき点は、場合によってコンテンツ マネージメント システム(CMS) がページネーションのページを追加ページとせずに、自動的に発行してしまうことがあるため、結果的にタイトルタグや、デスクリプションタグ、H1タグなどのページ重複に繋がってしまう可能性があることです。このような重複が起きるのは、ページネーションを導入したページは、通常のページの作成方法やマークアップ実施のワークフローとは異なり、見えにくいからです。

サイト ページネーションとSEOの関係性がわかる2つの例

まずご紹介する1つ目の例では、自社サイト上に複数ページから構成される記事があると想定しましょう。Googlebotは全ページをクロールし、インデックス化します。通常サイト運営者は、ビジターがまず1ページ目を訪問し、その後順番にページを見ていくことを想定しているはずです。これによってページビューや広告インベントリの拡大につながるからです。
ニュース系サイト上でのサイトページネーションとSEOを表す図” width=

検索やユーザーエクスペリエンス意識して構造化されたページネーション コンテンツを最適化する方法

Googleでは、ページのHTML内で rel=”next” や rel=”prev” などのタグを用いることを推奨しています。具体的には、最初のページには rel=”next” を、残りのページには rel=”prev” を含めます。これらのタグを用いることによって、検索ユーザーが記事の1ページ目を見つけることができるからです。

  1. まず1ページ目(http://www.example.com/article-part1.html)の <head>のセクション内で、次のページに移動するためのリンクタグを含めます。以下をご覧ください。
    <link rel="next" href="http://www.example.com/article-part2.html">

    このページは、シーケンスで最初のURLであるため、rel="prev"のマークアップは必要ありません。

  2. 2,3ページ目では前のページに戻るためのリンクや次のページに進むためのリンクもシーケンスに追加します。例えば、以下の文字列を2ページ目のシーケンスに加えることができます。
    <link rel="prev" href="http://www.example.com/article-part1.html">
    <link rel="next" href="http://www.example.com/article-part3.html">
    
  3. 最後のページ(http://www.example.com/article-part4.html>)には、前のページに戻るためのリンクを含めます。以下の文字列を見てみましょう。
    <link rel="prev" href="http://www.example.com/article-part3.html">

    このページはシーケンス内で最後のURLであるため、rel="next" のマークアップは必要ありません。

次にご紹介する2つ目の例では、1万件のカテゴリーそれぞれに100個ずつ製品があり、合計100万個の製品を扱うEコマースサイトを運営していると想定しましょう。サイト上では、ユーザーがコンテンツを閲覧しやすいように、製品グループを10ページに分割(ページネーション)し、各ページには10個の製品を表示します。Googlebotは、サイト上の合計101万ページをクロール/インデックス化する可能性が高いと考えられます。その内訳は、製品ページ100万ページと、カテゴリーページ1万ページです。カテゴリーページが意図的に作成された場合、カテゴリーページはカテゴリー別に最適化され、製品の順番(例:ベストセラー、最高評価、最大利益)別のロジックで表示されます。企業側としては、ユーザーにページネーションの途中のページではなく、1ページ目を最初に見てほしいからです。適切にページネーションを導入しなければ、分割したページ同士がかち合ってしまい、価値が分散されてしまうのです。

効果的に構造化されていない/全く構造化されていないページネーション コンテンツを最適化する方法

この場合は、ページ分割したページネーショングループ10ページのHTML内でrel=”next” や rel=”prev”を用います。これによってページネーショングループ途中のページに一致するクエリであっても、グループの最初のページにリンク付けすることを希望する旨を明確にすることができます。

カテゴリー ページがCMSで作成したダイナミックコンテンツである場合、グループの1番目のページと同じ重複したタグがデフォルトで使用されます。このような場合は、クエリの内容にもっとも関連度の高いのはページネーショングループ中の最初のページだとは必ずしも言えないため、ページネーショングループの各ページで タグを使用することをお勧めします。こうすることによって、価値の分散を防ぎ、またGooglebotによるクロール バジェットをより重要なページに振り分けることができます。BrightEdgeでもCMSとしてDrupalを使用してページ分割した動画ページをサイト上で公開した際には、同様の対策をとっていました。

example of noindex tag on paginated category page meta section

 

ページネーションを導入したユーザー

BrightEdgeユーザーであるSweetwater社は、テクニカルなSEOの一環で、自社製品を扱う自社サイト(合計ページ数:12万5千ページ)にページネーションを導入しました。Sweetwater社では想像通りの成功を収めることができました。rel=”prev” や rel=”next” を導入が功を奏して、サイトパフォーマンスの改善に成功しました。Sweetwater社のSEO担当チームが実践したSEOやその結果に関しての詳細は、 BrightEdgeリソース最新のケーススタディー でご覧いただけます(英語のみ)。

Sweetwater社で実施したサイトページネーションとSEOのケーススタディー
Sweetwater社のケーススタディーはこちらからご覧いただけます

 

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