2015年中頃にアメリカやその他各国において モバイル検索がデスクトップ検索の数を超えた とGoogle が発表してから、モバイル端末の急成長は各業界の多くの企業に注目されています。この発表と同時期の2015年4月には、Google はモバイル アルゴリズムの変更を発表しており、モバイル対策をいち早くしたサイトに恩恵がもたらされ、モバイル対策をしなかったサイトにはペナルティーが科される結果となりました。
モバイルSERPに関するBrightEdgeの最新リサーチ
BrightEdge では、各種様々なリサーチを行っており、前述のような変更点が加えられたり、デジタル業界全体で大きな変化が起きたりしたような状態でも、お客様や業界関係者が業界をリードできるよう後押ししています。ユーザーがモバイル端末をどのように使用し、デジタル機器を使用する際に何を期待しているのかをより詳しく把握することができれば、ユーザーのニーズを満たすことができる可能性も高まります。弊社ではモバイル ユーザーの行動や、検索結果ページの内容がモバイルとデスクトップでどのように異なるのかについて調査を行いました。

本調査で明らかになった重要なポイントを以下にまとめます。
- 全トラフィックの57%がモバイルまたはタブレットを用いた検索に由来する。
- キーワード検索を行った際、79%のキーワードにおいてモバイルとデスクトップの間でランキングが異なる。
- 47%のキーワードにおいて1~20位のランク状況はモバイルとデスクトップの間で異なる。
- 35%の確率で、検索クエリに対してドメインがランク入りする1番目のページはモバイルとデスクトップの間で異なる。
モバイル版SERPに関する最新リサーチがマーケターにもたらす意味とは?
BrightEdge が行った調査結果を見ると、マーケターには根本的な変化が求められることになるのは明らかです。デスクトップ ユーザーを意識して Web サイトを作成してからモバイル端末でもコンテンツが見られるよう互換性を追求するのではなく、コンテンツによってはモバイル ユーザーを第一に考えて作成し、最適化することも必要です。
マーケターにとってこのような変化が実際に起きると、モバイル対策の最適化戦略も自然に必要となってきます。その場合、モバイルに特化したキーワード リサーチを行い、該当するキーワードをトラックして、モバイル ユーザーが検索クエリを入力する際にどのような言葉の使いまわしをするのかより詳しく把握する必要があります。
モバイル由来のトラフィックはこの業界の中でも巨大化しています。BrightEdge の調査で報告された57%を超えていると思います。弊社ではモバイルファーストを心掛けてコンテンツ作成を行い、ユーザーと情報や製品使用する上でのアドバイス、レビューなどについてやり取りしていきたいと思っています。とりわけユーザーが店舗の周辺にいる状況などは購買行動につながりやすいため、注目が必要です。
Carlos Spallarossa (L’Oréal 社 SEO 担当部長 )
企業は、ナビゲーション メニューやコンテンツのスタイルなどモバイル ユーザーにとって使い勝手のいい Web サイトを作成する必要があります。例えば、動画の種類によってはモバイル端末で再生できないものもあるため、再生ボタンなどの基本的な機能においてもモバイルやタッチスクリーンを意識して採用する必要があります。
モバイルが引き続き成長していくことを考えると、現在何らかのアクティビティーをしながら検索をしているオン・ザ・ゴー ユーザーの重要性も忘れてはなりません。Google がモバイルファーストのアルゴリズム を導入する兆候を見せているのもモバイルによる大きな変化を裏付けています。BrightEdge が行ったモバイル版検索結果ページとその使用についての調査結果が明らかにしているように、今すぐにでもモバイルファーストを意識することが必要です。