企業におけるSEOで抱える4つの課題と対応策 【Mark Aspillera 2018年5月7日】

<p><b>企業を対象にSEOを実施する場合、規模が大きくなることが原因で思うようにSEOを展開できずに行き詰ってしまうことがよくあります。今回の記事でご紹介する4つの課題を解決することによって、企業のSEOの状況を的確に把握することができます。</b></p>

<p>SEOの実践方法をはじめ、価値あるキーワードの発見、コンテンツ作成、最適化、SEO進捗状況の測定などを行う方法は、事業を始めて間もない中小企業であっても、はたまた世界中に知名度を轟かせる多国籍企業であってもさほど差はありません。しかし大きな差があるのは、その規模の大きさです。</p>

<p>管理するページの数が10ページか、あるいは100ページかでは大きな差があります。また同様に100ページと1000ページの間にも大きな差があります。SEOを展開する際には、企業内に存在する複数のコンテンツ作成者/チームの行動を監督/モニタリングする能力と同様に、詳細に注意を払うことも求められます。SEOを適切に実施するのを阻む可能性のある要因が沢山あるため、BrightEdgeでは、<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/enterprise-seo&quot; rel="follow">企業内SEO </a>でよくある間違いを何点かご紹介し、同じような間違いをしないよう、また不意打ちで悪影響を受けないよう事前対策を行うことができるよう後押しいたします。</p>

<h2>1つ目の課題:企業におけるSEO対策が徹底されていない</h2>

<p>必ずしもすべてのケースに当てはまるわけではありませんが、企業におけるSEOを実践する際には、通常は「企業の規模」を見るのではなく、「ウェブサイトの規模」とつなげて考えます。これに基づいて、企業内SEOで扱うサイトのページ数は、通常何千もあり、カテゴリーの種類も、製品ページ、ブログ記事、アセット ランディングページ、自社紹介ページなど多岐にわたります。</p>

<p>取り扱うページ数が非常に多いことで、SEOの規模に問題が生じます。このような場合、通常SEO実施が不可能であったり、全ページに同じように注意を払うことは財政的に困難であったりすることがほとんどです。したがって、企業内SEOやデジタルマーケターは、自社事業に最も価値のあるセクションに限定して時間を投資しているようです。</p>

<p><a data-wpel-link="internal" href="https://videos.brightedge.com/assets/blog/enterpriseseomistakes-intext2…; rel="follow"><img alt="企業内SEOが世界中に広がる様子" class="aligncenter size-full" height="477" src="https://videos.brightedge.com/assets/blog/enterpriseseomistakes-intext2…; width="1000" /></a></p>

<p>この戦略に何か問題があるというわけではありませんが、潜在的に成長する可能性のあるSEO要素や、悪影響につながる可能性のあるリスクを見落とす可能性もこの戦略には存在します。SEOでの重要な大原則として覚えておかなければならないのは、今日適用されているルールが必ずしも今後も適用されるわけではないということです。企業の歴史が長く、かつ複数のデジタルマーケティング担当チームが存在していた場合、現在のものとは異なる昔のSEOスタンダードやベストプラクティスに基づいて作成された古いコンテンツが存在する可能性があります。</p>

<p>企業内SEOにおいて様々な判断を下す際や、企業内SEOでありがちな間違いを犯さないためには、データに基づいて作成されたインサイトを活用する必要があります。また、効果的かつ総合的なサイトオーディット ツールを活用することによって、企業内SEOを展開する上でありがちな課題をすぐさま発見し、状況をモニタリングすることができ、Sitemap.xmlファイルを用いたマニュアルでのチェックやGoogle Search Consoleでは明らかにできないようなデータを確認することができます。</p>

<h2>2つ目の課題:「サイトの拡大」と「サイトの最適化」の関係性</h2>

<p>企業サイトは規模が大きく、サイト構築にも長い歴史がある場合が多いです。「長い歴史」があるということは、それに比例して、現在に至るまで長期間にわたってコンテンツ作成、サイト再編成、製品発表、製品の販売終了、サイト移行など様々な変化が起きているということになります。またこれまでには、サイトやサイト上のコンテンツは、複数のデジタルマーケティング担当チームによって取り扱われている可能性が高く、またこれまでに台頭した様々なスタンダードやベストプラクティスに基づいて取り扱われていた可能性も高いと考えられます。</p>

<p>驚かれるかもしれませんが、企業内SEOでは、現状が把握できなくなってしまうことがよくあります。Sitemap.xmlファイルを活用したサイト管理や、Google Search Consoleを活用してインデックス済みページを管理することである程度現状を把握することは可能です。しかし、例えば、特定の高価値キーワードグループを活用し、結構な資本を投じて新しいコンテンツを作成する際、既存のURLの中に関連トピックとして古いページがあるような状況で、新たなキーワード ターゲットに合わせて同じような内容を再度作成し、再度最適化作業を実施して、再度公開するという流れは珍しいものではなく、結構よくあるケースなのです。また現在に至るまでに使用されてきた過去の古いページ(レガシーページ)にも、何年もかけて獲得した質の良い外部リンクが存在し、内部リンクの中でもレガシーページにリンクを張ったままのページもあるかもしれません。これまでに獲得したドメインオーソリティーに加えて、コンテンツの再構築、SEO実施、そしてGoogleの再クロールを経ることによって、ランキング状況が改善する可能性が高くなるでしょう。</p>

<p>適切な対策をとる必要のあるサイトのセクションやレガシーページを見つける習慣をつけることによって、これまでと同じような作業を不必要に繰り替える必要もなくなり、さらに自社サイトが大きくなりすぎるのに歯止めをかけることもできます。BrightEdgeの<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/products/s3/keyword-reporting&quot; rel="follow">キーワードレポート機能</a>を活用して、ターゲットキーワードとプリファード ランディング ページを関連させることによって、サイト上のセクションをどのキーワードグループと結びつけているか記録をとることができ、さらに把握していない可能性のあるキーワードがあるかどうかを確認することもできます。</p>

<h2>3つ目の課題:チャネル最適化を実施していない</h2>

<p>企業レベルでは、デジタルマーケティング戦略は複数のチャネルを対象に投資されることが多いです。チャネルの種類は、SEOをはじめ、ペイドサーチ、ソーシャル、ペイドソーシャル、企業組合や、その他にも企業がターゲットオーディエンスにリーチし自社サイトにオーディエンスを誘導できる可能性のある分野など多岐にわたります。これらのチャネルの中には、巨額のコストが投じられているものもありますが、それに比べてSEOに投じるコストは比較的低いのが現状です。</p>

<p>現状では、多くの企業において、自社の戦略の成果を適切に評価するためには、複数のチャネルを組み合わせて最大活用することが必要なのです。企業内SEOを怠るのは明らかに「間違い」ですが、それと同様に、オーガニック検索対策さえしておけば良いと考えるのも企業内SEOでは「間違い」なのです。企業全体のデマンド ジェネレーション(見込み顧客の発掘、取り込みなど) を単一のチャネルだけで全て対応するのには無理があるのです。Amazonがバーティカル検索エンジンとしての存在感をアピールし、<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/blog/vso-vertical-search-optimization/&quot; rel="follow">バーティカル検索に特化した最適化</a>の必要性が注目されていることからもわかる通り、SEOに対する考え方自体も拡大しています。</p>

<p>企業内SEOは、デマンド ジェネレーションという道具箱の中にある道具の一つとして捉えるのが適切でしょう。<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/products/s3/opportunity-forecasting&quot; rel="follow">オポチュニティー予測</a>を活用することによって、キーワード戦略展開時に、オーガニック検索で自社が効果的に他社と競合することができるエリアや、ペイドサーチやその他の有料アプローチを導入した方がより良い結果をもたらすことができるエリアを明らかにすることができます。</p>

<h2>4つ目の課題:最適化されていないページ テンプレート</h2>

<p>効果的なSEOはサイトの構造レベルでも実践することができます。効果的な構造を持ち、<a data-wpel-link="internal" href="https://www.brightedge.com/jp/articles/technical-seo-ux-strategy&quot; rel="follow">適切なタクソノミーを備える</a>ことによって、自社サイトのコンテンツを適切に分類し、コンテンツの種類ごとにコンテンツの配置場所を工夫するのは非常に重要な意味を持ちます。それに加えて、オンページSEOにおける基本的事柄の多くが、コンテンツを作成する上で用いるテンプレートに大きな影響を受けています。</p>

<p>テンプレートによって、h1タグが表示される場所(または全く表示されないか)が決定され、ページがどのように表示されるのか、エンドユーザーが今後h1タグをどのように捉えるのかなどの要因に大きな影響を与えます。その他にも、オンページSEOで欠かせない要因として、内部リンクの存在があります。ブログ記事や製品ページを作成するために用いる効果的なテンプレートでは、関連コンテンツにリンク付けする機能が備わっている場合や、関連メタタグやセマンティクスに基づいてプログラムを構成することができる場合もあります。</p>

<p><a data-wpel-link="internal" href="https://videos.brightedge.com/assets/blog/enterpriseseomistakes-intext1…; rel="follow"><img alt="ページ上に関連記事への内部リンクを組み込む方法の例" class="aligncenter size-full" height="243" src="https://videos.brightedge.com/assets/blog/enterpriseseomistakes-intext1…; width="900" /></a></p>

<p>企業ではコンテンツの種類によって考え方や捉え方が異なる場合があるため、新しいテンプレート使用時にSEOを導入し忘れたり、これまでに使用したテンプレートにおいて、今後も良好なパフォーマンスを残せるような設定になっているかの再確認を怠ったりなど、SEO実践時に陥りがちな間違いをしてしまいやすくなります。大げさな話をしているわけではなく、実際に過去に使用したテンプレートには、現在では当たり前になっているような機能が全く存在していないという場合もよくあるのです。</p>

<p>どんな種類のSEOでも「間違い」はある通り、企業内SEOでも「間違い」はどこかに必ず存在するものです。100%間違いをおかすことなく実践可能なSEOは存在しません。またSEOを実施するサイトの規模が大きくなれば、間違いを見落としてしまう可能性も大きくなります。しかし効果的な企業内SEOを適切に実践することによって、陥りがちな間違いがどこに潜んでいるのかいち早く明らかにすることができ、さらに積極的に問題解決に取り組み、コンテンツをより良い状態に改善することができるのです。</p>

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